「今のお部屋はすぐ下に大きな屋根が広がっていてプールがよく見えないのです。
全部で3泊するので1泊だけでも同ランクでプールの見える部屋に変更してもらえませんか?」
という主旨の話をすると、
「実は昨日も今日も満室です。明日でしたら大丈夫です。」
といううれしいお返事。
ということで、最後の1泊は眺めのよい部屋に変更していただけそうです♪
9時になるとガイドさんが車で迎えに来てくださいました。
今日は私たちのほかに1組のご夫婦だけです。
お迎えの車で梨泰院(イテウォン)にある「韓一会館」という日本人団体観光客向け大型食堂へ。
卵焼き、キムチ、ナムル、海苔など数種類のおかずとご飯とスープの韓国版朝定食でした。
朝食の後は「景福宮」の敷地内にある「国立民俗博物館」を目指します。
途中、1930年に日本の三越百貨店の支店として開店した「新世界百貨店」を見つけました。
現在はサムソングループが経営を引き継いでいます。
道路をはさんで反対側には日本銀行に似た建物の「韓国銀行」があります。
夜はライトアップされてとてもきれいだそう。
さらに進むと道路わきには噴水とよく手入れされた花壇が点在。
このあたりは市民の憩いの場になっている様子。
伝統的な建築様式の大統領官邸であるブルーハウス「青瓦台」の前を車で通り過ぎます。
国立民俗博物館に到着。
ここは韓国の伝統的な生活や文化を総合的に学ぶことができる場所です。
入場料3,000ウォン、このチケットで同じ敷地内の景福宮も見学することができます。
観覧時間は9時〜18時(11月〜2月は17時まで)、毎週火曜日が定休日です。
済州島の石を使ってつくられた石像は村の守り神だそうです。
五重塔を模したユニークな建物。
第1展示館(漢民族の生活史)、第2展示館(韓国人の日常)、
第3展示館(韓国人の一生)の3つの常設展示館があります。
等身大の人形を使って民具や衣装の実物も展示。
敷地内を歩いて景福宮の方へ移動します。
景福宮は、朝鮮の創始者である李成桂が高麗の首都を移転した際、
新しい王朝の宮殿として1395年に建てた李朝の正宮です。
「交泰殿」、王妃の寝殿。
「康寧殿」、王の寝殿。
「思政殿」、王が日常的な業務を処理していた執務室。
「千秋殿」、思政殿の西側にある便殿。
「勤政殿」、民を勤勉に治めるという意味の正殿。
国家の正式な行事が行われたところ。
「チャプサン(雑像)」という屋根の上に置かれている像。
厄除けの意味があるそう。
興礼門前広場で行われている守門将交代儀式。
李朝時代に王宮の警備を担当していた守門将の交代儀式を再現。
岩山の多い韓国。
日本は木の文化ですが、韓国は石の文化です。
(注)この旅行記は2009年8月下旬のものです。
ANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】韓国へのコース一覧
韓国
韓国食材
おいしいグルメ情報