銀座駅からも東銀座駅からも徒歩1分の好立地に建つビル「PIAS GINZA」。
その12Fに一昨年9月オープンした『レストラン タテル ヨシノ 銀座』は、
天井高7mの開放感あふれるダイニング。
パリの「ステラ・マリス」が「ミシュランガイド フランス」で一つ星獲得、
さらに日本の芝と汐留の「タテル ヨシノ」が「ミシュランガイド 東京」でそれぞれ一つ星を獲得した、
国際的に活躍する吉野建シェフのお店です。
ランチの4,800円のコース。
<アミューズ>
グリュイエールチーズを生地に練りこんで作ったシュー、「グジェール」。
自分でグジェールを作ると、こんなにキレイに丸くふくらまずかなりいびつな形になってしまいます^^;
「小さな野菜のタルト」、パリパリのタルトの中に数種類の小さくカットされたお野菜。
「ビーツのゼリー アンディーブのクーリ」、ブルーチーズのクリームが味のアクセントに。
パンはこちらのミニバゲットと全粒粉のプチパンの2種類。
前菜、メインディッシュ、デセールはお好みのものを選ぶことができます。
<前菜>
「マグロの赤身とナスのミルフィーユ」はマグロとナスの美しい層仕立て、
バルサミコの酸味とマスタードが隠し味になっています。
こちらも前菜のひとつ、「季節の野菜 庭園風」。
全部で42種類の色とりどりのお野菜の饗宴、ビシソワーズの泡が添えられています。
すべての野菜の名前が書かれたリスト付きです。
<メインディッシュ>
「軽くスモークしたサーモンミーキュイ ステラマリス風」は、
パリのお店でも供される吉野シェフのスペシャリテ。
低温でじっくりと火を入れたスモークサーモンにレモン風味のクリームとクレソンのソース。
じゃがいものパンケーキ、トマトのマーマレードとカブが添えられていました。
こちらもメインディッシュのひとつ、「和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」。
温かいお料理なので銀のクロシュが被せられたままテーブルまで運ばれてきます。
ひと呼吸おいてクロシュが持ち上げられたときは思わず笑顔・・・
こういう演出もうれしいサービスのひとつ。
ナイフが要らないくらいやわらかく煮込まれたお肉、
付け合せのキャベツは一度蒸してからソテーしてあるので甘みがあります。
<デセール>
「マロンのエクラゼに軽やかなメレンゲを添えて」。
グラスにひと粒用意されたリキュールボンボンをスプーンでサクッと砕いてお好みでかけていただきます。
全部を一度に口に入れるとモンブランの完成!
<小菓子>
シトロンのマカロンがイチオシ♪
<コーヒー>
「オリジナルハーブティ」(プラス500円)は「リフレッシュ・グリーン」と「リラックス・ルビー」の2種類。
レモンピール、スペアミント、ベルベーヌ、レモングラス配合のリレッシュ・グリーンは、
爽やかな香りですっきりした飲み心地。
ティーバッグも販売しているそう。
「テーブルウェア・フェスティバル」でも人気の、
フランス・リモージュの名窯「レイノー」の食器が使われていました。
白に凹凸のあるチェック柄をあしらったチェックシリーズ、
アメリカの名シェフ、トーマス・ケラー氏とレイノー社が共同企画した商品です。
現在は東京とパリを半々で行き来しているという吉野建シェフが、
ひとテーブルごと挨拶に来てくださいました。
手で直接食べるお料理のときはその都度フィンガーボールを用意してくださいます。
そして数え切れないほどうれしいサービスの最後・・・
娘にショコラを1粒素敵な器にのせて持ってきてくださいました♪
3名で同じコースを注文し、ドリンクとサービス料10%入れて合計19,000円くらいでしたが、
その金額以上に価値のあるレストランでした。
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