お隣の「ミクニ・マリアージュ」ではちょうどウェディングパーティーが。
ツタのからまる一軒家、風情があります。
陽光の降りそそぐ1Fのメインダイニング。
2Fの個室へ案内されました。
窓から見える景色は眩しいほどの新緑。
いただいたのは8,500円のランチコース。
予約のとき「お誕生日のお祝いで」と伝えてあったので、ドリンクをサービスしてくださいました♪
ピーチ、グレープフルーツ、ライチのきれいなピンク色、微炭酸のジュース。
ほんのりバラの香りがしました。
■メニューには載っていない「玉ねぎのタルト」。
お店の方によると、いわゆる「洋風の茶碗蒸し」で25年間ずっと出し続けている定番の1品。
そして三國シェフは「これを嫌いな人はいない。」とおっしゃっているそうです。
やわらかくてなめらかでコクがあって、
これから出てくるお料理も期待できると思わせるタルトでした。
■パン&バター
パンはフランスパン1種類、穴がたくさん開いてパリパリに焼けていました。
■野菜のコンポート
東京野菜のウド、人参、胡瓜、ブロッコリー、里芋、フキ、インゲン、ラディッシュを、
すりつぶしたハムをつなぎに使いコンポート仕立てに。
まわりにはトマトを裏ごししてペースト状にしたトマトのクーリ、
胡瓜の中身と皮を分けてつくった胡瓜のクーリ。
ほんのり塩味で歯応えの良いアイスプラント、食用バラ、5種類のトマトが添えられていました。
■イサキのグリエ
皮がパリッと香ばしいイサキの下には、
筍と丸茄子入りのワイルドライスと発芽玄米のリゾット。
赤ワイン風味のソースで。
「お魚が苦手」とお伝えしたら、お野菜だけのプレートを用意してくださいました。
■豚肉のロティ
ハンガリーのマンガリッツァ豚は脂身もほどよくあっさりした味わい。
プルプルの豚足の煮込みが添えられていました。
さらに紫芋のピュレ、白インゲン豆、椎茸、ニンニクのマリネ、オリーブのジャム、
味が異なるという(よくわかりませんでしたが・・・)3種類のシェリーヴィネガー。
アクセントのグリーンは香草のブーケ♪
■フロマージュブラン
小笠原産パッションフルーツのソースとその種。
カップのフチにはオレンジの皮をすりおろしたもの。
爽やかな香りと酸味のあるソースで、お肉の後のお口の中がさっぱりします。
■無花果のスープ仕立て
無花果を純米酒でコンポートにし、緑茶の泡とシャーベットとチュイルを添えたもの。
こだわりのお酒は北海道増毛町の特別純米酒「國稀」。
お酒の風味はあまり感じられず食べやすく、甘さも控えめ。
■エキゾチックムース
完熟バナナをチョコレートでコーティングしナッツをまぶしたもの、
薄くパリッとしたパイナップルが添えられていました。
そしてこの日主役のプレートは、
ブラウニーに立てたロウソク3本とハッピーバースデーのプレート付き、さらに飴細工で囲まれていました。
デザートは品数が進むにつれだんだん甘さが増していきます。
■コーヒー&小菓子
左からゴマキャラメルを包んだ求肥、緑茶のケーキ、ブルーベリーのタルト。
全体的にお野菜が豊富で、女性が多く訪れているのがうなずけます。
(この日2Fのフロアには男性は1名もおりませんでした。)
メニューには「どこどこ産のなんとか」と食材について詳しく書かれていて安心できます。
「記念日にはまた訪れたいな。」と思わせる、心に残るレストランでした。
おいしいグルメ情報
【グルメ日記・東京(洋食)の最新記事】