中国料理店のひしめく東京でも雲南料理を楽しめるのはここだけ!
六本木にある『御膳房』。
雲南省は中国の南西部に位置し、漢方薬の材料が豊富に採れ、
昔から医食同源の思想に基づく薬膳料理が、食生活の中にたくさん受け継がれているところ。
北京ダックが美味しい、あの新宿の「全衆徳」と同じグループであり、
民主党の鳩山代表がお気に入りのお店でもあります。
場所は、芋洗い坂の途中六本木中学校のおとなり。
お店のおススメコースでもある、『雲南キノコのフルコース』(10,800円)をいただきました。
●1品目・・・冷菜の盛り合わせ
右上の黒いキノコは今回最多登場のキノコ、コリコリした食感の虎掌茸。
クルミの鶏肉巻き、豚の耳、、海老の紹興酒漬け、
ほんのり甘い味付けの湯引きしたプチトマトなど。
●2品目・・・山伏茸のスープ
白くふんわりとした海綿状のキノコ、山伏茸がたっぷりのスープ、
ネギと生姜入りで体が温まります。
山伏茸は健康食品として注目されていますが、味も美味しく、
中国では4大珍味のひとつとされています。
●3品目・・・牛肝菌と雲南ハムの炒め
牛肝菌はレバーに似た食感、味の濃い雲南ハムと一緒にオイスターソースで味付け。
●4品目・・・衣笠茸とホタテの煮付け
どことなくクリーミーな味のするこちら、ホタテの貝殻の器がお洒落。
●5品目・・・羊肚菌(アミガサタケ)と牛筋のパイ焼き
干しぶどうのような形状の羊肚菌とプリプリ食感の牛筋を、
お醤油ベースで煮込んだものが中に入っています。
コラーゲンたっぷりでうれしい、そしてバターたっぷりのこのパイ皮がものすごく美味しい
●6品目・・・鮮魚の蒸し物
淡白な味の白身魚に、上品なあっさり塩味のあんがかかっています。
上のキノコは、虎掌茸。
●7品目・・・雲南キノコの湯葉包み揚げ
パリパリの皮の中に、キノコのあんが入っています。
●8品目・・・雲南点心
小籠包のように見えますが、肉まんです。
●9品目・・・過橋米線
220度のオーブンで長時間熱した、超熱々のスープ。
その中に生卵を入れひと混ぜし、生の海老やお野菜を入れさらに混ぜ、
最後に米線と呼ばれる麺を入れまた混ぜ、盛り付けた後虎掌茸を添えます。
この雲南料理の代表ともいえる名料理を、
お店の方がものすごい勢いで、飛び散る汁も構わず作ってくださいます(笑)
この汁たまに近くの人の腕にかかるようですが、ものすごく熱いそうです(苦笑)
このお料理は、科挙試験のため、家から離れた山小屋で勉強に励むご主人に、
毎日奥様が橋を渡って届けたという愛情料理♪
丸い麺の食感が独特な、必食のひと品です。
●10品目・・・デザート、雲南普耳茶(プーアール茶)
季節のフルーツが添えられたデザートを、
口当たりが軽く、ほんのり甘みのあるお茶とともにいただきます。
以上計10品のコースでした。
ランチは950円から一番高い「雲南コース」は21,980円と、お値段の幅が広いので、
いろいろなシーンで使える、覚えておいて損はないお店だと思います。
中国雲南料理 御膳房
住所 : 東京都港区六本木6−8−15第2五月ビル1階
TEL : 03-3470-2218
営業時間 : 11時30分〜15時(L.O.14時30分)、17時〜23時(L.O.22時)
年中無休(年末年始を除く)
おいしいグルメ情報
posted by 香遊&悠遊 at 11:02
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グルメ日記・東京(中華)
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